この度、私たちは電子・通信技術・情報分野におけるパイオニアである株式会社ケーワイアイとの業務提携を発表いたします。株式会社ケーワイアイ殿との提携により、私たちは現在電力のみで行われているCO2排出量管理に水道・ガス・燃料を加え、国内統一基準を構築することを目指します。この新たな取り組みにより、全国の自治体ごとにCO2管理センターを設立し、公共施設からのトータル排出量や施設の維持管理費等を住民にリアルタイムで配信することが可能となります。

具体的には、各自治体に設置されるCO2管理センターが、公共施設のエネルギー使用状況を詳細にモニタリングし、電力、水道、ガス、燃料といった複数のエネルギー源からのCO2排出量を一元的に管理します。この一元管理により、公共施設のエネルギー効率を高めるとともに、環境負荷の低減を図ることができます。さらに、この情報をリアルタイムで住民に提供することで、地域全体での環境意識の向上と参加を促すことが期待されます。

さらに、私たちは公共施設の見える化事業を通じて、障がい者の雇用促進を目指すシステムも構築します。このシステムは、公共施設のエネルギー使用状況やCO2排出量のデータを視覚的に分かりやすく表示し、障がい者の方々がデータの入力や分析に参加できる環境を整えるものです。これにより、障がい者の方々に新たな雇用機会を提供すると同時に、地域社会における多様性と包括性の向上を図ります。

私たちの目指す未来は、単なる環境保護にとどまらず、持続可能な社会の実現と地域コミュニティの活性化です。株式会社ケーワイアイ殿との業務提携を通じて、新しい価値を創造し、より良い未来を築くための一歩を共に踏み出しましょう。今回の提携により、私たちはエネルギー管理の新たな標準を設定し、全国の自治体がその恩恵を享受できるよう努めてまいります。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。